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溶連菌について。由来急性糸球体腎炎についても紹介

溶連菌とは”溶血性連鎖球菌” という細菌(いわゆるバイ菌)のことです。

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【溶連菌とは】

溶連菌とは”溶血性連鎖球菌”の略です。溶血性連鎖球菌による感染が、
溶連菌感染症です。抗生物質が現在ほど発達していない頃には、
「猩紅(しょうこう)熱」と呼ばれて伝染病扱いされていました。

現在では抗生物質によって治るので、溶連菌感染症は、昔のような
大げさな扱いはされなくなっています。

しかし、抗生物質を使ってしっかり対処しないと、腎炎やリウマチ熱、
紫斑病といった合併症を引き起こす危険性もあります。溶連菌感染症に
なったときは、決して油断をしないようにしてください。

※急性糸球体腎炎とは?

腎臓というのは体の老廃物をろ過して外に出す臓器ですから、
いわば‘ふるい’のような格好をしています。死んだ溶連菌を含んだ塊が、
このふるいの網目につまり、網を破ってしまったのが、急性糸球体腎炎です。

すると、やぶれた網目から血液が漏れ、血尿、蛋白尿が出ます。
一方で、網の目がつまっているわけですから、尿が十分に出ません。
この、血尿、むくみ、頭痛(吐き気)が急性糸球体腎炎の症状なのです。







【溶連菌の名前の由来】

血液を混ぜた培地の上で培養すると、菌の回りの色がなくなる、溶血反応を
示すことから”溶血性”と言われます。球状の菌体が、ネックレスのように
鎖の連なるような集団を作っていることから”連鎖球菌”といわれます。




【溶連菌の種類】

溶連菌には、いくつかの種類があり、健康な身体の中にも住んでいて
ほとんど悪さをしないものから、あまり見かけない病原性の強いものまで
いろいろな種類があります。

このうち、よく小児科の外来で問題になるのはA群β(ベータ)型溶連菌と
いうものです。この菌は、無症状の保菌者も案外いるわりには、実は病原性が
強い、つまり大きな病気の原因になりやすいということで知られています。


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